2012年6月1日金曜日

Mac mini (Mid 2011)にHDDを追加する

以前の投稿で、先月届いたMac mini(おそらくMid 2011モデル)にはHDDマウンタがないと書きましたが、実はちゃんと入っていました。

ひっくり返して蓋を外すと内部にアクセスできる構造ですが、最初にHDDが入っていたのが底面に近いほう、つまり、蓋をあけた状態で上側ですが、ここは2mm程度の頭がついたボルトを筐体側、つまり外側の穴に引っ掛けた状態で固定することになっていました。で、その下、つまり天面側(2台目がはいるところ)には、覗きこむと直径1cmぐらいの穴が外側にも内側にも合計4つあります。これが、2台目のHDDを固定する穴だったのです。

で、BTOで2台入っているわけではない場合は、例のSATAコネクタをロジックボードの約1cm角の表面実装コネクタに接続する特殊ケーブル(フレキシブルケーブルとコネクタのセット)が必要なのですが、ひと通り探してみたところ、結局Vintage Computerさんの「Mac mini Mid 2011 HDD/SSD増設キット」しかありません。eBayも探してみましたが、おそらく同社がUS国内向けに出したものの転売と思われるものしかなく、そっちのほうが高いので、VC社さんに直接注文させていただきました。

VC社さんですが、この手のApple正規ディーラーでも入手が難しそうなもののほか、Old Macの交換部品など、かゆいところに手が届く品揃えを用意していて、また社長ブログも、堅苦しくはないのですがそれなりにビジネスを弁えた製品調達のエピソードや新商品の紹介などで、好印象を持ちました。ご存じない方のために、社長は日本人です。おそらく移住された方が起業されたのだと思われます。

この品物は、僕にとってはあまりにも高価な買い物ではありましたが、決済はPayPalでできますし、時差もありますからわりとすぐに発送していただいて、LAXから日本に日通の国際宅配便で、4-5 business daysぐらいで届きました。実に迅速です。おすすめしておきます。

さて、届いた品物は天面側HDD用特殊ケーブルと、ポリエチレンのキャップ(これが直径1cmぐらいで、ベゼルの穴にはまる)がついた、2mmぐらいのボルト4本のみです。要するに、これらを取り付けてはめこんでくださいね、ということなのですが、これはちょっとしたパズルでした。

まず、固定用のボルトをつけた状態で、ケースで一部が隠れている隙間にHDDを入れ、ベゼルに収めるというのは相当に難しいです。

しかたがないので、キャップだけベゼルにはめて、ボルトなしでHDDをさしこもうとするのですが、これもなかなか入らない。特殊ケーブルがあるので、それをちぎらないよう注意してなんとかもがくのですが、ふとした拍子に入ってしまいました。すると今度は逆に出せなくなってあせるわけですが。コツらしきところは、思い切ってコネクタ側を奥に押しこむような動作をさせつつ、HDDの反対側を右向きに回転させるようにねじ込むような動きで入るようです。

このあと、もとあったSSDを上に入れるわけですが、このときにはベゼルの穴の位置をよく確認して、きっちりと入れなければなりません。ただ、やってみて気づいたのですが、HDD側のケーブルの長さが足りないような雰囲気で、コネクタがロジックボードに合わなくなります。なので、さらに奥に押しこむことでケーブルの長さを稼ぐ必要があるようです。そうしないと、SSDを入れてからではフレキシブルケーブルを強引に引っ張ってHDDを移動させることになり、かなり怖いです。

最終的になんとか蓋ができそうな状態に持ち込むことができましたが、それでも下から上がってきているフレキシブルケーブルが少し歪んだ状態になってしまいました。もし、これから試す人は手順をよく考えながら位置決めをしたほうがいいと思います。さらに僕の場合、Wi-Fiのアンテナがついたアルミ蓋がSSDを固定するネジ位置に、フレキシブルケーブルがちょうど重なってしまい、一方のネジ止めができない結果になってしまいました。逆に、前回留められなかったネジは、SSDが正しい位置に固定できたためでしょう、ネジ穴は合っていました。

というわけで、240GB SSD + 500GB HDDという構成ができました。これでThunderboltから昔のビデオテープをキャプチャして保存することができる見通しが立ちました。